旅の苦労は金で買え

もう人生も折り返しだし、若いころできなかった一人旅の苦労を買ってでもしてみた記録とか

週刊エジプト ピラミッドの完成形

これ、なんだかわかるでしょうか?

週刊エジプト

はい、ご存知、クフ王のピラミッドの内部構造モデルです。なんでこんなものを投稿したかというと、完成したコレがInternetで発見できなかったからw 

っていきなり訳が分からないと思いますが、これ、「週刊エジプト」という、ディアゴスティーニのような付録付き週刊誌をコンプすると組み立てられるものなのです。

「週刊エジプト」って知っている人は少ないと思いますw まだサイトが残ってますね。

http://www.egypt-hobby.com/main.html

サンリオの子会社、サンリオファーイーストが2006年くらいに売り出していた「週刊エジプト」。100号でフルコンプ。月々1480円、最終100号まで揃えると約150,000にまで膨れ上がるという代物でした。

各月の内容は以下に掲載されている通りですが、読み物としてはなかなかでした。文明の始まりから古王国、中王国、新王国、そしてプトレマイオス時代まで、写真や図版をふんだんに使用してきちんと解説してくれています。

http://www.egypt-hobby.com/nissue.html

こいつの売りは、毎月送られてくる石膏パーツを組み立てることで、

- クフ王のピラミッド

- ギザのスフィンクス

- そしてアブシンベル大神殿

が完成するというもの!これは血湧き肉躍るじゃないですか!

http://www.egypt-hobby.com/nbuild.html

しかも、毎号、ツタンカーメンの墓から発掘された秘宝のミニチュアも付いてくる!ww 

http://www.egypt-hobby.com/ncollect.html

さらに、100号コンプすると(つまり150000円キッチリ耳を揃えて支払えば) 太陽の船の模型をプレゼント!

http://www.egypt-hobby.com/noverview.html#boat

 

この広告を見た時は「やばい、欲しい!」と物欲が止められず、即申し込みました。

数日して送られて来たのは、でかい箱。1,2号が同時に送られて来たわけです。開いてみると中にはこんなものが入っていました。

- A4版の解説本(毎号30ページ程度、フルカラー)

- ツタンカーメンの秘宝ミニチュアとその解説カード(A4版、でかい!w)

- ピラミッドのパーツ

- アブシンベル神殿のパーツ

- スフィンクスのパーツ

- 吉村教授が解説するDVD(毎号ではない、全12巻、各30分程度)

 

各月でコレが繰り返され、100号コンプするとこんな感じになります。右側一番下のケースは昔横浜で開催された「海のエジプト展」で売ってたミニチュアなので関係ありません。

週刊エジプト

DVDは以下。「古代エジプトミステリー」とかかれたケースに入っているものがそうです。

 週刊エジプト

 これに加えて、ピラミッド、スフィンクスアブシンベル神殿の各パーツを組み立てたものが追加されます。

それぞれの完成形は以下の通り。

クフ王のピラミッドは四角錐を底辺に平行に半分に割った状態で完成し「内部を再現」するという凝ったもの。

週刊エジプト

週刊エジプト

週刊エジプト

切断面はぴたりと合わせられるので、一つのピラミッドとして展示することも可能です。Internet で見つからなかったのは、この完成形の写真です。製作途中の写真は見たし、途中であきらめた方の記事も読みました。

あきらめる気持ちはわかるんですw

いかんせん、でかいんですよ!

それも、毎号毎号すこしずつパーツが送られてくるので、その組み立てスペースを100号分=100週間=約2年!!!!! 確保しておかなければならないというwwww 完成したら、幅43cm*奥行42cm*高さ32cm という大きさ。そして石膏とはいえ、重いww

そりゃー途中で断念するってw

それに、送られてくるパーツの精度がまちまちで、そのままではきちんと組み立てられず歪んでしまう。特に、中央の通路がある部分は、大量の指先ほどの石膏版を少しづつ組み合わせていきます。それも次第に歪んでくるので、やすりで削りながら、大きさや角度を合わせて組み上げていくわけです。

こりゃ、よほどの暇人じゃなければ完成できませんてwww 

私は全号が送られてくるまで、一切組み立てはしませんでした。ずっと押し入れに保管し、めでたく100号に達した時に押し入れから引っ張り出して組み立て始めました。

ピラミッドの完成には1月以上かかったかなぁ。。。こいつのために、小型の電動やすりも購入しました。

そして、アブシンベル神殿がこちら。私はこれが一番気に入っています。これはブロックを組み合わせるだけだったので比較的簡単でした。ただ、やはり微妙なずれがあって、やすりで何度も調整しました。なかなか雰囲気があって、よくできています。今でもこれを見ながら、灼熱のアブシンベルを思い出していたりします。本当はジオラマ作って砂漠の中に配置してみたいのですが、さすがにそんなスペースはないっす。

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最後にスフィンクス。表情もなかなかよくできていて、これもお気に入りです。

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ちなみに、ミニチュア版のツタンカーメンの秘宝はどうだったかというと。。。悪くはなかったです。

以下はベッド、玉座、戦車、そして王笏(おうしゃく)と殻竿(からさお)。金属製です。超有名な遺物ですが、ミニチュアとしてはほかには見ないので、なかなか貴重かと思います。玉座の背もたれに書かれたツタンカーメンに香油を塗るアンケセナーメンもしっかり描かれています。

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そして、おなじみ黄金のマスクと人型棺。人型棺の3重構造もしっかり再現されており、中にはミイラが格納できるようになっています。もちろん、ミイラも提供されますw 人型棺を入れていた石棺もあります。

個人的には、マスクの出来がいまいちかなぁ。。。。顔のパーツがいまいちなんですよね。頬、口、鼻、目つきとそれぞれの整合性が、本物とは異なるので、本物が持つあの雰囲気がいまいち再現できていないです。

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そして、黄金の人型棺を守っていた、木製の厨子。こちらも4重構造がしっかり再現されています。写真では支柱がむき出しになっていますが、支柱には布がかぶせられ、さらにこの上にさらにもう1つ厨子がかぶさります。

ちなみに、人型棺、石棺、木棺は全てきちんと重ねることができるように相似設計されてます。

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ちなみに、布についているリベット、これもアイロンを使って貼り付けました。大変だった。。。。

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そのほか、王冠や耳飾り、アヌビス像、アラバスターの香油壺など、おなじみの遺物がそろっています。

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これらをしめて15万円!

安いか高いか。。。。私はわりと満足していますw

あ、あと、忘れてた。

100号コンプした人にのみおくられる太陽の船の模型もあり、部屋の結構な比率が「週刊エジプト」に占められていますw

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