旅の苦労は金で買え

もう人生も折り返しだし、若いころできなかった一人旅の苦労を買ってでもしてみた記録とか

若い頃にはバックパッカーにあこがれていたものの、願いかなわず気が付けば人生折り返し。

いまさらバックパッカーになれるほど自由があるわけでもないけど、それでも深夜特急を読み返すたびに血沸き肉躍る日々。でも若いころと比べればカネはある。だから、すこーしだけお金を使ってホットシャワーと広めで清潔そうな部屋が確保できる程度の贅沢をしつつ、敢えてほんのすこし苦労してみる旅をした記録とか思い出、覚書などを投稿します。一人旅は寂しいけどいいよねー。

気が向くと 4travel に旅行記として掲載してますが、結構面倒だったりしてほんの一部ですが。
http://4travel.jp/traveler/junichia/

ザルツブルク音楽祭はどんな服装で行ったらよいか?

ザルツブルク音楽祭を見たくてザツルブルクを訪れました。写真はザツルブルクの土産物屋で見かけた Tシャツですwwww

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音楽の都といえばウィーンが真っ先に思い浮かびますが、モーツァルトの故郷 ザルツブルクも負けてはいません。

夏にはザルツブルク音楽祭が開催され、7月後半から8月にかけて街中が音楽一色になります。劇場やホールは言うまでもなく、街中の教会やちょっとした広場でも、終始なんらかの演奏会が開催されています。有償のものから無償のものまでさまざま。

で、私も先日ザルツブルク音楽祭ウィーンフィルの演奏を堪能してきました。

チケットは以下の公式サイトで購入。日本の代理店を通すと5割増し程度の値付けになり、かなりお高くなります。英語が苦手でも、ぜんぜんいけると思います。

http://www.salzburgerfestspiele.at/summer

チケットは「配送」と「現地引き換え」を選択できますが、当然後者のほうが便利です。バウチャーがメールで送られてくるので、それを印刷すれば、現地のチケットボックスで簡単に交換してくれます。

さて、いくつかの Blog サイトでも触れられていますが、「音楽祭に参加する服装はどうすべきか問題」ってのは深刻ですww

私も、ご多分に漏れず周囲の空気を読んで目立たないようにしたい日本人の一人ですから、できるだけ現地で浮きたくない。

以前、ウィーンの楽友協会で開催されたコンサートに参加したときは、完全なカジュアルで、結構恥ずかしかった記憶があります。5 ユーロの立見席だったんですけどね。汚いジャケットを羽織っていたのですが、立見席に移動しようとしたらスタッフから「そのジャケットをクロークに預けなさい」と言われ、きったないジャケットをわざわざクロークに預けましたよ。1 EURO の TIP を払ってwww

以下の写真は楽友協会です。白髪率の高さは置いといて、男性はスーツ、女性はドレス着用率が高いです。季節が冬ってのもあるのかもしれませんがラフな服装はあまり見当たりません。服装がラフだなと思たったら、間違いなく観光客でしょう。

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立見席は、私も含め、もれなくカジュアルですwww

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立見席はひとまずおいといて、このように単なるコンサートでもそうなんだから、由緒あるザルツブルク音楽祭ともなれば、さぞかし、格式が高いのだろうと予測されるわけです。(格式というよりは、演奏者に対する敬意。。らしいですが)

事前にググった情報では、

  • 男性はダークスーツにネクタイ
  • 女性はドレス
  • 良い席に行くほど上記の敷居は高くなり、男性はタキシード、女性はイブニングドレスを要求される
  • オケではなく、オペラはさらなる格式が求められるwww

えーまじでー!夏でしかも旅行にスーツなんて持っていきたくない~。面倒くさい~。

で、知り合いのオペラ歌手に相談したところ「ジャケット着れば OK よ」とのことですが、うーん、本当かなぁ。どうしよう。

答え合わせするには、実際に現地に行くしかない。

仕方が無いので、仕事でも着られるようなダークスーツと白シャツ、ネクタイを持って現地に行きました!

ちなみに、私が持って行ったスーツはこんな感じです。ビジネスとしても使える普通の夏スーツ。真っ黒無地ではなく、微妙に薄いチェック柄付き。

www.paulsmith.co.jp

で、お待ちかねの答え合わせ。

実際の現地の様子はこんな感じです。場所は祝祭劇場。

鑑賞したのは、20:00 ~ 23:00 ウィーンフィル。オペラではありません。現地の20時はまだまだ明るいです。

席は20列目。1Fのちょうど真ん中位でしょうかね。

できるだけ雰囲気を理解していただくために、写真をたくさん掲載しておきます。

まずは始まる前。

みなさん、中に入らず劇場の前でシャンパンやワインを楽しんでいます。

ちらほらとカジュアルっぽい人を見かけますが、彼らはただの通行人、または祝祭劇場を見学しに来た観光客です。

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続々とやってくるリムジンや高級車、タクシー。私はホテルから10分程度の場所だったので歩いていきましたが、近場でもあえてタクシーを呼んでいた夫婦もいました。

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ときどき、下のようなカジュアルシャツの男性もいますが、ほんと例外です。

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以下の写真で白いシャツの韓国系男性がいますが、彼は半ズボンでした。かなーーーーり浮いていました。間違いなく浮いていました。

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90分の演奏後、休憩。

多くの人が席を立ち、ホールの外に出てシャンパンを楽しんでいます。繰り返しますが、ちらほらとみられるカジュアルな方々はコンサートのお客様ではありません。通行人、または劇場を見に来た観光客です。

ちなみに、シャンパン グラス1杯 18 EURO でした。雰囲気を味わうため、飲みましたよ、もちろん。

水が 2 EUROだったかな。

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コンサート終了後の様子。時刻は23時。後ろにそびえるのはザルツブルク城。

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結論です。

男性はダークスーツ必須!!!

今回の服装が可もなく不可もなくって感じで、完全に周囲にうずもれて心地よかったですwww

私見ですが、男性は ダークスーツ率 85%、その他のスーツ(グレー系多し) 10%、おしゃれなカラーパンツ+ジャケット 4.9 %、完全なカジュアル(ただしジーンズは見なかった)0.1 %。タキシードは、いましたけれど、さほど目立っていたわけではありませんでした。上着は、ちらほら着ていない人もいましたが、それ自体、あまり悪目立ちはしていませんでした。

よほどおしゃれに自信が無ければ、ダークスーツが無難です。背の高い白人のおじさまってカラーパンツ似合うんだよなぁ。うらやましい。

ネクタイは7割ってところでしょうかね。スーツ着ていれば、ネクタイが無くても特に目立たない印象ではありました。

そして、女性は派手目のワンピースか、少しくだけたドレスが鉄板といったところ。イブニングドレスの女性もいましたが、数は目立って多くなかった印象です。おしゃれなワンピースにショール(って言うの?あの薄い布ww)を羽織って、少し大きめのネックレスやその他アクセサリーで装飾って感じが多かったです。ハイヒールかどうかは、特に印象になかったです。

逆に、派手派手でもまーったく恥ずかしくありません。思い切っておしゃれしていきましょうー。

 

ちなみに、プラハでは Estate Theter で ドン ジョバンニを鑑賞しました。モーツァルトがドン ジョバンニを初演したという由緒あるらしい劇場です。

DON GIOVANNI, Prague. Opera tickets

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こちらはザルツ音楽祭と違ってほぼカジュアル率7割って感じでした。

7月~8月、毎日同じ演目を開催しているせいか、鑑賞する人もまばらww

でも、演奏や歌は素晴らしかったですよ。

オペラって、オーケストラの編成が小規模なんですね。それとも、劇場特有なのかな?

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ここでは安い(それでも5000円位しましたが)一番上のフロアの席でしたが、これが失敗。前に乗り出さないとステージが見えないんですよwww すごく疲れました。

下の写真右側に、柵に乗り出すカップルがいますよね。これ、お行儀が悪いのではなく、こうしないと見えないんです。でもって上階層は暑い!!

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上から見るステージはこんな感じ。

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てことで、たまには気合を入れてビシッと決めて参加するコンサートもいいもんです。