読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

旅の苦労は金で買え

もう人生も折り返しだし、若いころできなかった一人旅の苦労を買ってでもしてみた記録とか

若い頃にはバックパッカーにあこがれていたものの、願いかなわず気が付けば人生折り返し。

いまさらバックパッカーになれるほど自由があるわけでもないけど、それでも深夜特急を読み返すたびに血沸き肉躍る日々。でも若いころと比べればカネはある。だから、すこーしだけお金を使ってホットシャワーと広めで清潔そうな部屋が確保できる程度の贅沢をしつつ、敢えてほんのすこし苦労してみる旅をした記録とか思い出、覚書などを投稿します。一人旅は寂しいけどいいよねー。

気が向くと 4travel に旅行記として掲載してますが、結構面倒だったりしてほんの一部ですが。
http://4travel.jp/traveler/junichia/

船に乗れる散歩道:ソレント港~カプリ島~ナポリ港

f:id:junichianno:20160503124525j:plain
ソレント港の高台から。ここからソレント港に降りていく長い階段から絶景が望める

旅の交通手段は基本的に徒歩ですが、町から町への移動は電車かローカルバスを使用することになります。

東南アジアなんかだと河を船(というより舟)で渡らないと先に進めないなんてこともありますが、それでも船を使うことは珍しいです。特に海上の船なんてめったにない。だから船に乗れるシチュエーションになると、恥ずかしながらテンションが超上がります。

これまでの旅で一番思い出に残っている船の散歩はソレントです。このときの工程は以下の通りです。

08:20 ナポリ駅~(電車)~ 9:00 ポンペイ駅、ポンペイ散策
13:00 ポンペイ駅~(電車)~14:00 ソレント駅
14:00 ソレント駅~(徒歩)~14:15 ソレント港
14:15 ソレント港~(船)~ 15:00 カプリ島、散策
17:00 カプリ島~(船)~18:00 ナポリ

 朝 8:30に NAPOLI GARIBALDI 駅を出てポンペイに向かいます。

f:id:junichianno:20160503132440j:plain

写真を見るとこぎれいな電車。でも、なんとなく心をざわつかせる雰囲気を持つ。その理由は。。。以下w

f:id:junichianno:20160503133156j:plain

30分程度でポンペイ遺跡のある POMPEI SCAVI 駅に到着。ポンペイ遺跡は駅から専用の通路を歩いて5分程度です。この壁の向こうに広大なポンペイ遺跡が広がっています。わくわくがおさまらないw

f:id:junichianno:20160503133636j:plain

長くなるので省略しますが、ポンペイではたっぷり3時間散策。それでもまだまだ見足りないくらい広いです。でも暑さと疲れでギブアップ。足元が石畳なので、疲労度が高いのです。

f:id:junichianno:20160503150755j:plain

 さて、再び電車でナポリに戻るかなぁ。ふと地図を見ると、知っている地名がある。ソレント?あの麗しのソレント?

思い立ったが吉日。よし、ソレントに行ってみよう。

電車で1時間弱、ソレントに到着。ナポリ駅とは比較するべくもなく綺麗。ナポリ駅前のような、そしてローマ駅やミラノ駅のような、あの不穏な雰囲気が皆無ですw。青い空と白い雲はソレントのためにあるのだなぁ。。と。 

f:id:junichianno:20160503151433j:plain

 ソレント駅で地図を広げると、離れたところに小島がある。カプリ島?あれ?これも聞いたことあるな。行けるのかな?

ソレントは崖っぷちに建つ街。港方面に歩き出すと、港に向かって続くつづら折りの道路が。

f:id:junichianno:20160503151935j:plain

歩いていきたいけど、ここを降りるのかなぁ?と不安になる間もなく、すぐ横に遊歩道階段があることに気づく。

階段の途中からソレント港を望む。きれいですなぁ。 

f:id:junichianno:20160503152113j:plain

ソレント駅から15分程度でソレント港に到着。重い荷物もないしタクシーを使うまでもありません。遊歩道ならばこんなきれいな景色も見られるし。

ソレント港からソレントの街を見上げる。ほんと崖っぷち。それにしても水がきれいだ。

f:id:junichianno:20160503152341j:plain

港に行ってみれば難なくカプリ行の船が見つかり、乗船。

f:id:junichianno:20160503152558j:plain

青い空と白い雲、そして真っ青に済んだきれいな海。その中を船で移動する。。。最高の贅沢だぁ。

40分程度でカプリ島に到着。

観光地となる街は山の上らしい。ということで、島の頂上までケーブルカーで移動。他にリフトもあるらしいですが、このときは知らなかった。残念。

f:id:junichianno:20160503152911j:plain

山頂からの景色も最高。

f:id:junichianno:20160503153315j:plain

しばし島を散策。

でも、あまり記憶にないんですよ。なんだろう。おしゃれな場所だったからかもしれないww 小さなブティックや土産物屋がひしめいていて雰囲気は良いです。

f:id:junichianno:20160503153513j:plain

路地がいい雰囲気。ふと尾道を思い出した。

f:id:junichianno:20160503153549j:plain

見晴らしの良いカフェでお茶をして、再び港まで降りてくる。

さぁ、問題はどう帰るか。

ソレント駅まで、あの崖を登っていくのか?妥協してタクシーを使ってしまうか?

うーむ。。。と悩んでいると、あれ?船の乗船券売り場にナポリ行っていう表示が見える。「ナポリに行けるの?」と聞くと、15分後に出発とのこと。

まじかー!!超うれしい!船で帰れるなんて夢のようだ!

夕日に照らされるカプリ島を後にし、海上を一直線にナポリへ。

f:id:junichianno:20160503153901j:plain

乗船時間は1時間程度。快適な船旅です。やっぱ船はいいなぁ。

前方には夕日に照らされるナポリの街。こうしてみるときれいなんだけどねぇ。実際はゴミだらけで汚い。

f:id:junichianno:20160503154157j:plain

到着したのは王宮やヌオボ城のある辺り。

f:id:junichianno:20160503154652j:plain

ここからホテルのあるナポリ駅までは、30分くらい歩いたと思います。タクシーでもいいんですけどね。歩くと街の生の雰囲気が感じられるので、好きです。

と、こんな1日。

歩き、電車、船、ケーブルカーと多彩な移動と景観を楽しめるお勧めコースです。

お勧め散歩道:ルクソール神殿からカルナック神殿に向かう参道

f:id:junichianno:20160425114232j:plain

カルナック神殿西側外壁近くの村にて。

カルナック神殿の第10塔門近く。

参道の両側にはスフィンクスが並んでいますが、観光用に整備されていない場所では、こんな感じ。

雑ですww

もうずいぶん前になります。

2011 年にルクソールに 1 週間程滞在しました。ちょうど”アラブの春”真っ最中の頃で、カイロでデモが頻発しており、観光客が激減していたころです。ルクソールの宿に連絡を取ったところ、こんな田舎町ではデモなんて起きてないから大丈夫とのことでドーハ経由でルクソール空港へ。

このときのルクソール滞在はとても刺激的で面白かったのですが、今回はルクソール神殿からカルナック神殿に向けてスフィンクス参道沿いに歩いた思い出を、記憶をたどりながら。

どんなガイドにも、以前はルクソール神殿からカルナック神殿までつながるスフィンクス参道があったと書かれていますが、実際にたどってみた方は少ないかもしれません。

ガイドでよく見るルクソール神殿の前庭の景色はこんな感じです。奥に見えるのがルクソール神殿。奥から手前に続く参道が、以前はカルナックまでつながっていたとのこと。参道の両サイドにスフィンクスが並んでいます。

f:id:junichianno:20160425115305j:plain

これをさらに引いて遠くから見ると、こうなっています。一番奥が、同じくルクソール神殿。参道とスフィンクスを修復しているのがわかります。

f:id:junichianno:20160425115554j:plain

2011年の写真なので、いまはもしかすると修復が完了しているのかもしれないです。

で、くるっと180度振り返ってカルナック方面を見るとこんな感じ。参道を横切る道路があったりします。写真を見ていただくとわかりますが、”発掘”なので掘り返すわけで、周辺よりも参道のほうが一段低くなっています。

f:id:junichianno:20160425120314j:plain

 修復中の参道に降り立つとこんな風景。クソ熱い。

f:id:junichianno:20160425120520j:plain

 これはロバ?馬?人は全くいない。

f:id:junichianno:20160425184418j:plain

遠くに2つの門らしきものが見えると思います。右側がカルナック第10塔門。左側がカルナック内部にあるオペト神殿に続門。まずは第10塔門方面に向かう。

f:id:junichianno:20160425191640j:plain

参道は一直線ではなく、途中T字路に。カルナックに向かって右に進むと非公開の「ムト神殿」があり、その先に第10塔門があります。

f:id:junichianno:20160425184929j:plain

ムト神殿正面に到着。事前情報通りClosed です。でも、今は公開されているようですね。カルナック神殿のチケット売り場で買えるそうです。

f:id:junichianno:20160425185117j:plain

中を覗き込んでいると、おじさんが出てきて空けてくれる。英語が一切通じないから理由はよくわからないww。罠か?罠なのか?

f:id:junichianno:20160425185259j:plain

いわれるままに中へ。荒れ果てた内部。

f:id:junichianno:20160425185428j:plain

手もとにはなぜかムト女神の写真が一切無く、セクメトだらけ。 

f:id:junichianno:20160425190000j:plain

「写真撮らせてよ」とお願いしたらポーズをとるおじさん。なぜこっちを見ない?

ww

f:id:junichianno:20160425190305j:plain

ハトホル。

f:id:junichianno:20160425190519j:plain

ここ、崩れ具合がいい感じで、結構長居してしまいました。帰り際、おじさんに3ポンド(当時で120円位か?)渡した記憶があります。

f:id:junichianno:20160425190705j:plain

ムト神殿を出て、正面がカルナックの第10塔門。両脇のスフィンクスは、ルクソール周辺よりも大きいけど、損壊が激しい。

f:id:junichianno:20160425190849j:plain

修復された姿はこんな感じ。立派です。

f:id:junichianno:20160425191035j:plain

第10塔門に到着。当然ここからは入れません。

f:id:junichianno:20160425191139j:plain

仕方がないので参道を途中まで引き返し、カルナックの周壁を西側に回り込むように進む。正面に見えるのはオペト神殿近くの門。ここも両脇にスフィンクスがありますが、参道はすでにアスファルトで舗装してあって、修復はできないだろうな。。。これじゃ。

f:id:junichianno:20160425191502j:plain

この辺までくると、スフィンクスの扱いもザツですww

f:id:junichianno:20160425192114j:plain

この門の奥がオペト神殿。当然入れない。仕方がないので左側に回り込む。

f:id:junichianno:20160425192216j:plain

ところで、この名も無き門の内側は、装飾がきれいに残っていてすばらしい。

f:id:junichianno:20160425192324j:plain

壁沿いにさらに進むと。

f:id:junichianno:20160425192414j:plain

カルナック大神殿の駐車場に到着。

f:id:junichianno:20160425192508j:plain

 というわけで、時間があればタクシーや馬車を使わず、のんびり参道を歩くのもよいです。うるさい物売りもいないので、ゆっくりできます。

途中ルクソール博物館の裏を通ることになるので、例えば一人旅ならば以下のようなコースがお勧めでしょうか。

ルクソール神殿(1.5 H) - 参道(0.5H) -カルナック神殿(2H)- ナイル川沿いにルクソール神殿方面へ(0.5)- ルクソール博物館(1.5H)

途中、適当に食事したり休憩したりしながら、の~んびり歩いて1日って感じでしょうかね。早めに宿に帰って、シャワー浴びて翌日に備えましょう。

一人旅で味わう孤独って、そうだイジメられたときに味わったアレだww

f:id:junichianno:20160421232231j:plain 写真はエリア51の横を走るハイウェイ357号線(通称 ETハイウェイ)に立つ有名な看板です。写真では見たことあるけど、実物を見たことがある人は少ないですよね。

どちらかといえば一人旅が好きです。

一人で汗だくで目的地に向かって歩き続けているとき、どうしょうもない孤独感を感じるわけですが、それが好きです。

あの感覚って、イジメに似てますよね。

一人旅と言っても、当然旅先には人間がわんさかいるわけですよ。知らない人だけど。

みんなお互いに仲良くしゃべったりするわけじゃないですか。

でも、外人の自分に話しかけてくる人はいないし、当然のように無視、というか完全にいないことになっている。

こっちは不安ですよ。一人旅は常に不安です。

困っていても、基本的には一人で解決しなければならないし言葉も通じないことが多いし。

ストレスは徐々に溜まっていきます。

ありがちですが、疲れがピークに差し掛かるころに限って近寄ってくるうっとうしいヤカラがいるじゃないですか。

もちろん彼らは私をカモだと思っているわけです。

そんなときどう思うかというと、実はうれしいんですwww

話ができてうれしい?

いえいえいえいえ。違います。

おもいっきりブチ切れられるから、うれしいんですwwwww

自分でも驚くくらい上段からブチギレます。

日本語でw。やばい、自分、ゆがんでるかもしれない。

そんな面倒な経験して帰ってくると「面白かった」記憶しかないんですよ。

で、また行きたくなります。

行っていじめらて、また孤独を味わう。。。の繰り返し。

そんな旅で見てきたものとか、経験したことを、この Blog に投稿していきたいと思います。旅のプロの方からすれば生温い内容だと思いますが。

自分の覚書的な場所にする予定なので、面白くなくても許してください。

私と同じ40台くらいで、

  • 無理に節約したり、貧乏旅行とかには興味ない
  • 豪華なホテルには興味ないけど、夜熟睡できる程度の清潔さは欲しい
  • バスタブはいらないけどホットシャワーは必須
  • 金使ってで効率的な観光するよりは、すこし苦労してもいいからちょっと自力で苦労して頑張った感を味わいたい

という方には、少し参考になるのかなと思います。